メモするレベルの電話をするな、という話。
比較的若いひとたちや、
新しいことをし始めている人たちのなかに、
電話が嫌いだという人はよくいる。
低時給の人が、高時給の人に電話すると、
時間の摩擦がおこり後者が金額的損をする。
僕もおおむね同意で、
急な電話で一方的に時間を奪われる電話が、
そんなに好きではない。
ただ、電話が大好きな人たちがいることは理解していて、
かなりの頻度で出ている。出られない時は、
「15分後に折り返しいたします」など具体的な時間を添えて
即メッセージを入れている。
「メールでいいだろ」という電話をよく受ける。
アナログ回線でも持ち歩いているのだろうか。
スケジュールの確認や、仕事上の指示など、
日付や金額、具体的な数字が出てくるものは特にそうだ。
そんな内容は、電話に向かない。
メモを取らせることを電話で伝えるな。
少しでも相手のことを考えれば、そんなことはできないはずだ。
予告も無く、時間を奪ってはいけない。
時間は命そのものだからだ。
ただ、「声を聞きたい」という電話は、
いつでも歓迎。愛は寿命を延ばす。
それが電話の使い方だ。わかったな。