副業について今日は考えたい。
東京は雨の日曜日。みんな休日は何をして過ごしたのだろう?僕は相変わらず仕事をしている。でもやはり休日は時間の流れが穏やかになる気がする。休日に副業?休むのも大事だよ。って言える立場じゃないよな、、
日曜日の夜に面倒な話ですみません。今夜もひとつグダ話をよろしくおねがいします。
副業を禁止している会社は8割以上にのぼるという。結構多いね。そんな会社に対して、1人のTwitterユーザーが「副業しなくていいくらいの金払うから本業に専念してくれというのが筋」という燃料を投下した。これについて賛否が分かれた。僕は賛否両方わかる。大まかにまとめると以下だ。
肯定
働いて普通にくらせる金額をくれ
本業に専念しても賃金上がらない
選択肢、可能性を広げたい
否定
価値のない人に金は払えぬ
本業を適当にやるやつがでてくる
そもそもの会社が儲かってないから払えぬ、でも本業頑張れ
最後の「会社が儲かってない」はちょっと論外。それは経営者が悪いだけの話。
労使関係
日本の雇用はかなり労働側が強い。一度入社したら、解雇するのは難しい。労働側は一方的に退社する権利があるのに対して、雇用側は一方的に解雇する権利は無い。本当はとても守られた立場なのだ。景気の落ち込みも合わせて企業側は雇用をしぶり、規則はきつくなる。そんな背景から副業NGの一端ができあがっていたりする。正社員なら会社に尽くせと、、
副業は規制しきれない
いくら会社が副業NGと言っても、全てを見張るわけにもいかないし、休日まで拘束しているわけでもない。そんなの当たり前だ。 休みの日になにをやろうが個人の自由だ。ただ、本業に悪影響がでるものはやめた方がいいと思う。禁止というか、自分も損する。総合的に考えてもいい方向に行かない。競合しているのはもちろん、過度に疲れて本業で力を発揮できないのはよくない。当然評価も下がるので、結果だれも得しないことになる。ただ、本業と全然違うことをするのは、色々な面でとてもいい効果があると思う。
どうすると両方得するか
副業は規制しきれない。社員を規則で縛るのは限界があるのだ。どうしても副業を規制したいならそれこそそれなりに給料をあげるべきだが、副業をするメリットは金額だけではない。新しい知識、リスク分散、別のコミュニティへの参加など多数のメリットがある。そのメリットを超えて本業に専念させるためには、それを超える環境をつくらなければならない。給料を1万上げるのと副業で1万稼ぐのをどちらが簡単か?それを選択できる環境をつくり、明らかに本業で1万追加する方が楽じゃないと規制は難しいだろう。
そんな思いから、弊社では副業NGにしていない。というか当然のようにルールがない。副業も自由だし、本業で頑張ればすぐに数万、数十万上がって行く。どちらが自分にとってメリットになるか、各自考えて行動してもらっている。副業、本業どちらを頑張っても会社、個人、両方にメリットがある。デメリットがあるとすれば、怠けまくる自由も同時にあることくらい。怠けまくっても暮らせる給料が出るし、それも仕組み的にOKだから。でもそういう人は採用の時点で切る。
副業の難しさ
そうは言えども、副業は簡単ではない。月に数万稼ぐのも最初は凄まじく大変だ。個人に仕事を出してくれる相手なんてそうない。普段いかに会社の看板で仕事をしているか身にしみて分かるだろう。知り合いや同業他社から仕事をもらうのも普段の活動を知ってもらっているからこそできる事だ。0からお金を生む事の大変さたるや。。
せっかくのブログなので、副業ブログについて少し。
ブログや情報商材でリスク無く簡単に稼ぐ!なんて聞こえてくるのだけど、これほど難しいことはない。なにしろ価値を無から生み、なおかつお金をだしてもらわなければならないのだから。現物があるものだったらいいが。例えば魚屋さんなら魚をもってくればいい。しかし、情報や知識を売る場合、その「魚」にあたるものを自分の中から産み出さなければいけない。広大な海と有り余る栄養と魚を構成する成分に匹敵するものを、何もないところから考え抜いて絞り出すということだ。凄まじいエネルギーを必要とする。在庫リスクがないということは、それに相当するものを抱えていなければならない。ブログで稼いでる人は本当に尊敬する。スーパー難しいんやで!(僕のブログは見ての通り0円だけどね)
副業推奨!
個人的には副業は是非やるべきだと思っている。僕もやりたい。収入源を1つにしぼるということはかなりリスキーだ。もしそれがダメになったとき、全てが終わってしまう。よくいう「卵を1つのかごにいれてはいけない」というやつだ。月3万稼げる仕事を10本もつだけで月30万。1つの仕事がダメになっても27万だ。そして、とてもいいことに3万稼げるAという仕事は、仕事Bに知識や技術を転用できたりする。別業界だと、その知識に高値がついたりするのだ。3万の労力で業界を移動するとA、B、C、、、と倍づつ(それ以上に)増えていく。これは本業1本ではなかなか叩き出せない効果だろう。
新しい知識を外からどんどん取り入れ、本業にも生かして行こう。