代々木ではたらく

これからの働き方を考える

ゆるいつながりを生かす、

ゆるいつながりを、たくさん仕込んでいくといい。

ぷよぷよで初心者が勝つにはそれが有効だ。

 

今日の東京は雨降また雨降り、今年の秋は雨が多い気がする。そんな雨のふる中、ようやく新しい事務所の内装工事が始まった。本体の契約から2ヶ月もたってしまった。今日は2人作業員が来ていて、天井を白く塗っていた。スロースタートではあるけど、来週はガンガン作業するらしく、一気に仕上がりそうだ。11月末には入居できるとのこと。出来上がりがとても楽しみだ。今までかなり狭い環境だった。僕が住んでいた普通のマンションの1室だったから。社員たちには窮屈な思いをさせてしまっていた。少しだけ広くなり、ゆったりと仕事してくれると嬉しい。いい仕事も増えるといいなぁ。

 

今回の内装工事を担当してくれた業者の方は、僕が前いた会社の上司の中学時代の同級生だ。優しすぎるほど優しい人だった。僕たちにとって初めての内装工事を完璧にフォローしてくれた。分からない事や不安なことを1から全部面倒見てくれた。建築関係に明るい人が知り合いにいてよかった。知り合いの知り合いという、とても弱いつながりが、一気に強いつながりに変わった。今日はゆるいつながりのお話。

 

人とのゆるいつながり

僕は建築関係の友達は全くいない。だけど、知り合いのつながりで紹介してもらえたりする。自分が活動している業界が不景気でも、違う業界は景気がいいことがある。知り合いが多ければ多いほど、生きた情報が手に入る。自分の目の届く範囲、行動できる範囲は広がる。また、自分を通して、誰かと誰かをつなぐことができれば。とても感謝されるだろう。

 

技術とのゆるいつながり

別の業界から、転職してくる人がたまにいる。こういう人は今いる人たちとは違った能力や技術を持っている事がある。僕の親は介護の現場で働いているが、IT関係から転職してくるひとはとても重宝するという。もともと介護の現場にはパソコンに強い人がすくなく、資料をつくったり、現場を管理する作業をアナログな方法でやっているところがある。そこにITの力が入ると一気に現場が楽になったりするという。違う畑の技術やアイデアを持ってくると、たとえ簡単なことでも異業種ではとてもいい効果がでることがある。

 

体験とのゆるいつながり

変な体験や、面白い経験、少しでもやったことがあると。いつか役立つ。何かやろうとしていると、後ろの席のやつが「俺、それやった事ありますよ」とか言ってきたりする。テニスとか、フットサル、ボルダリング、スキューバダイビングとか、スカイダイビング、バンジージャンプ。スポーツ系じゃなくても陶芸とかそば打ち。なんかやってみたいけど、どうなのあれ?っていうこと。やったことある人が仲間内に1人くらいる。全然関係ない仕事であっても、急に生きたりする。面白い体験は1度でいいからやっておくといい。ネタになるぞー。ネタは次のつながりをつくる。

 

番外編

ゆるくない超エクストリームな体験もマジで有効。強いネタになる。僕も今、1つ仕込んでいる。これをやっている人間は多分、日本に数人いるかどうかだと思う。ゆるいつながりを仕込みつつ、がっちりしたやつも1つ2つ仕込んでおく。とても効果的だと思う。

 

ゆるいつながりを仕込む

ゆるいつながりを手軽につくれるのはTwitterとかインスタグラム。(FBはもう少し強いつながりかな)人とのつながりも、技術的なつながりも、体験も、ゆるーくつながっておく。そのためには、自分の好きなことだけでなく、あえて嫌いなことや、まったく別の世界で活動している人たちもフォローしておくのがいいだろう。「なんで俺のTLはみんな同じアニメを見ているのだ?世界的に流行っているのか?」なんて井の中の蛙プレイをやっている場合ではない。オールジャンルゆるくつながろう。

 

それは、アイデアとアイデアとつなぎ、新しいものを生み出す力になるだろう。

それは、客観的に全体をみることができ、急激な変化に対応する力になるだろう。

 

ぷよぷよ

ぷよぷよというパズルゲームを知っている人は多いと思う。4つのぷよをつなげて消すというルール。複雑な連鎖を仕込んで行くのが醍醐味なのだが、初心者は3つのぷよをとりあえずつなげておくという作戦も意外と有効だ。よわいつながりをたくさんつくっておき、いいタイミングで一気に爆発させる。その時エクストリームなネタを着火材に使うのだ。

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