代々木ではたらく

これからの働き方を考える

ひさしぶりの面接、

春ぶりに面接をした。

僕は面接が結構好きだ。相手のことを聞きつつ、会社のことも話す。そこで初めて、うちの会社ってこんな会社だったのか、こう見られているのか、と気づくことがたくさんある。

 

3連休の真ん中。渋谷区は「ふるさと渋谷フェスティバル」が開催されていた。外を歩いていたら、小学生の吹奏楽パレードとすれ違った。歩きながら金管楽器を演奏している姿は、純粋にすごいなーと驚いた。僕にはできない。何かをする能力と年齢は関係ないよなーと改めて思った。それをやろうと決め、努力した結果が実っていた。

会社にもどっても遠くで音楽は聞こえていた。今日は小学生のパレードに元気をもらいながら、仕事をしていた。連休のまんなか、土曜日。今夜もよろしくお願いします。

 

ひさしぶりの面接

弊社に入社希望の人と久しぶりに面接をした。今どういう状態なのかを聞き、うちの会社がどういう状況なのかを話す。面接というより雑談にかなり近い。自己紹介とか志望動機、やりたいことを章立てて聞くことはしない。あれこれ会話していると自然に出てくる。雑談の中にその人の内面は現れる。雑談というのは簡単なようでかなり難しい。仕事上の会話なら目的や必要なことが分かりやすいが、雑談は明確なゴールがない。相手と自分の関係を見極め、会話を円滑に回す絶妙なネタを振り合わなければいけない。自然にできる人はかなりのクリエイティビティの持ち主だろう。そして、そういう時に出てくるものの方が素が出て信憑性が高い。「志望動機は?」とか聞くと教科書通りの答えになりがちだし、「なぜうちの会社を?」にはwebサイトに書いてあることを答えてきたりする。それではみんな同じ回答しか得られない。全くの無意味な質問になってしまう。

しかしながら、教会書的な「質問」と「回答」ではなく、雑談から引き出すやり方だと時間がすごくかかる。今回も3時間くらい話した。そうすると何回か同じ話が出てくることがある。それは、その人が特に重要視していることとして受け取ることができる。終盤には話が途切れがちになり、沈黙が流れたりする。そういう時に絞り出すように出てくる話題にも注意する。気が緩んだときどうなるか、ということも見る事ができる。長時間面接でしか得られない情報だ。

ただ、無駄に長時間やっているわけではないことを付け加えておく。相手が終わりたいという雰囲気になったところで終了。あえてこちらからは終わりにしないという姿勢だ。話したいことがあればとことんきく。

 

自分のデバック

春以来の面接なので、7ヶ月ぶりくらいだろうか。あのときの事もよく覚えている。僕自身初めての面接官側だった。何を聞けばいいのか、どうやって自社の説明をしたらいいのか。全て手探りだった。いい回答は、いい質問をしなければ得られないことを学んだ。教科書通りの質問には、教科書通りの回答しか得られないのだ。今回はそれが少し生かせたと思う。今回の面接をふまえ、次回はもっとうまくできるだろう。すこしずつアップデートしていこうと思う。