今自分が過ごしている場所から、少し離れて、俯瞰してみると、時間と空間の感じかたが変わる。
今日も1日京都にいた。
今日の京都は昨日の寒さから一転し、よく晴れた。日差しがでて暖かく、紅葉狩りにうってつけの日だった。朝から瑠璃光院を目指したが、電車は東京の中央線のごとく爆込みだった。なにせ一両編成の小さい電車だ。到着した瑠璃光院も同じく爆込み。2時間待ちの様子で入場をあきらめた。また来よう。
プランを変更して、その脇にあるケーブル八瀬で比叡山にのぼることにした。急斜面をゆっくり登りながら紅葉を見る。これが本当に美しかった。春の桜に匹敵する季節限定の天然ショー。旅行にはとてもよいタイミングだった。比叡山頂は雪が少し残り、吐く息が白かった。
(比叡山をのぼるケーブルカーから)
時間の感じ方
普段仕事をしている都内を離れると、時間の感じ方が少し変わる。仕事に追われる毎日だけど、そこから物理的な距離に距離をとると、全体を俯瞰できる。今やっていること、今起こっていること。その渦の中にいると全体が見えにくい。どれくらいの速度で走ったらいいのか?どれくらいの時間があればそこにたどり着けるのか?。中心からはどこか一方しか見えない。全体を見ることができれば、自分がどの方向に、どれくらいのスピードで動いているか観測することができるような気がする。
チームラボの猪子さんの空間の話を紹介したい。京都を旅すると、随所で日本の空間の捉え方を感じることができる。猪子さんの話はとても面白いので是非一度見てほしい。
僕たちが大好きなマリオとドラクエの話もでてくる。
最近の都内での生活は、主観視点でものをみてばかりいた気がする。京都に来て、日本の伝統的なお庭をたくさん見て、日本の絵をみて、俯瞰して空間を見る意味を再認識できた気がする。今日は大阪でお休みして、また明日から都内で爆裂働きたいと思う。