代々木ではたらく

これからの働き方を考える

AIの仕事を奪う、

人工知能を導入したくてもできない、という話を聞いた。

 

新しい事務所が今夜で完成となり、明日は1日引っ越し作業の予定だ。現社内は段ボールだらけ、物だらけ。いったいどこにこんなたくさんの物が収まっていたんだろうという有様。明日から環境がガラっと変わる。今まではマンションの1室で仕事をしていたため、5人がぎゅうぎゅうに詰まっていた。新事務所は2倍くらいの広さになる。ちょっと慣れるまでは違和感がありそうだ。みんなとの距離感も仕事のやり方も、すこしずつ変わっていくだろう。環境は人を変えるとても大きな要素だから。

 

今夜も秋の夜長、つかの間のお付き合い、よろしくお願いします。

 

今日はちょっとモヤっとする話を聞いてしまった。人工知能の話だ。僕もとても興味ある分野だけどあまり詳しくはない。もしかしたらあるあるの話なのかもしれないけど。世間では人工知能がもてはやされ、いろいろなところで活用され始めている。先端の技術だけあって導入にはそれなりのハードルがあるのだろう。技術力とか、予算面とか。いろいろな理由で人工知能を導入できないから、実は裏で人がやってるところがあるんですよーって話を聞いたのだ。日本の話だ。あー、そうだよね。自販機の中に人が入ってますみたいな。一昔前の中国みたいな話だ。

日本の経済力が落ちてく中で、人工知能を導入するよりも、人間がクソ頑張った方が安く上がってしまう状況がでてきてしまう。技術開発と導入コストよりも、人件費の方が安くあがってしまうのだ。ビデオデッキでTVの録画予約の自動調整が実はオッサンだっととか、レシートを写真に撮ると自動で家計簿になるアプリが裏でオッサンがやってたとか。都市伝説だといいけど。。やはり人間は超高性能で、人間の言葉がそのまま通じて理解ができる。言い方は悪いが超便利なのだ。今のところ。

 

人工知能が導入できないから、人がやる。っていう「人工知能」と「人」を代替可能なものとして捉えている人たちもいるというのはちょっと驚愕なのだけど、現状そういう現場もあるらしい。人工知能と人間は競合するはずがないのに、仕事が奪われるとか震えている人もこの驚愕な人たちに入る。こういう人たちが人工知能と謎の戦いを始めてしまう。人工知能との戦いは超不毛だ。機械レベルの精度、機械レベルの速度、機械レベルの従順さを求められた人間の末路は、、考えたくもない。地獄みたいな話だ。

 

そんな僕もフリック入力を覚える気が全くなく。今でもiPhoneの画面をガラケーみたいな打ち方で日本語を入力している。何もかんがえなくていいから。楽だから。効率が悪いと分かっていながら、新しい技術を覚えようとしない。とても便利で、物事を加速させると分かっているのに。