web で、「40代前半の管理職層が薄い」という記事を見た。
そもそも「中間管理職」って必要なの?AIにしちゃいなよ。って感じだけど、、。2000年前後に構造改革で採用を減らしたからっていう理由らしい。僕はそれだけが理由じゃないだろーなと思う。この人も分かってるでしょ。だって社内の年齢分布を見ていれば10年や最悪でも5年前には分かる。そのとき何も手を打たず、じわじわ今の体制になっちゃったんだろうなー。残念。
今日はこの記事を深堀したいわけじゃない。いつもそうなんだけど、まぁ、とっかかりに使わせてもらったってやつだ。クリスマス気分が盛り上がりつつある昨今。皆さんいかがお過ごしですか?今夜もおつきあいのほどよろしくお願い致します。雨の東京は激寒ですね、あったかくしておやすみください。
AIの仕事を奪う羽目になる
数日前の僕の記事で「AIの仕事を奪う」という文章を書いた。これは、AIを導入したいのに、金も技術もないから中身をバイトみたいな人にやらせるって話。しかもAIの精度を求めるっていう地獄っぷり。これがなぜ起こってしまったのかが少し見えた気がしたので、書いてみることにした。ほんの1例だと思うけど、こういうことがあると知ってほしい。
骨が抜かれる
ネットやいろいろなテクノロジーが発達した結果、20代後半〜40代前半くらいの元気な人たちは、自由に動けるようになってしまった。 自分に能力があれば、ワンクリックで世界と戦える。そらークソみたいな会社からはいなくなるよ。その結果じいさんと新卒みたいな体制が出来上がる。もちろんじいさんは新しいことは分からない。なんかフワっとしたものがあって、あれやりたいんじゃーって新卒にフワっと命令する。数字だけは何故かきっちり見ている笑。新卒も新卒で、やる気だけはあります!!みたいな意味不明なもんだから、スタバでマック開いて「俺が任されてルー!」って感じでイキる。技術もやり方も分からない。でも気分はリーダー。そこで、先に会社を辞めた元気な30代みたいなバキバキに仕事ができるやつに外注することになる。社内で実装できる人は全て流出しているから。
地獄車と化したPDCA
ここで出来上がった三角形を地獄のトライアングルと名付けたい。おじいはコタツでぬくぬく数独。新卒はスタバでコーヒーの表面をすする。実行部隊は薄い指示書と薄いギャラでやる気なし。この地獄車が、毎日毎日凄まじ勢いでぐるぐる回ってると思うと気が遠くなる。
そして、一番の問題は、これを観察している人がいないことだ。誰もが自分に一切の非がないと思っている。事実、悪い人はいないように見える。各三方みんな「精一杯頑張ってる」。頑張ってるのだ。ただただ、地獄車は誰にも発見されず、奈落に落ちていくのだ。