「うちの会社、人手不足なのに人員募集しないんだよ。」近所の商店街を歩いていたら、そんな声が聞こえてきた。若い男性3人の会話。最近こういう話はネットでもよく聞く。あるあるなのだろうか?。なぜ人員が不足しているのに増やそうとしないんだろう。
今日の東京はよく晴れた。風もなく穏やかな天気だった。仕事は相変わらず山積していて、引っ越しから1週間、未だに家で寝ていない。今日こそ家で寝たいところだけど、、どうだろう。やることは無限にある。土曜の夜、就寝前のまったりタイム。今夜も宜しくお願いします。
働き方改革とやらが良くも悪くもナナメに浸透し、認知度は結構高いと思う。仮想通貨人気も手伝って、労働と賃金の問題に対する感心が少しづつ大きくなっていると感じる。仕事の環境を良くしていこうと考えている人も多くなっているのではないだろうか。僕もその一人。環境はとても大事だと思っている。ストレスがない環境、幸せに働ける環境こそが、成果を上げる大きな要素だと思うからだ。まず働く人が幸せでないと、お客さんを幸せにすることはできない。
先の、街ですれ違った3人組の会話に僕はとても違和感があった。「人手不足なのに人員募集しない」人手不足なのに、募集しないって、矛盾しているよね。人手不足っていうことは、仕事に対して働く人が少ないってこと。それだけその会社にとって仕事がたくさんあるっていうことだ。普通に考えて儲かってるはず。たくさん受注しているのだから。それなら人員を増やして処理できればもっと仕事を増やせるはず。人を入れればもっと儲かるはずなんだけど、なぜか人を入れない。なんで??「仕事がないから人員募集しない」だったら分かるけど。
思いつく理由は以下
A)経営者の搾取
仕事量に対して、人員が少なければ少ないほど会社は儲かる。給料を出したり、社会保険を最低限に押さえられるから、採用を最低限に押さえている。この先どうなるか分からないという心理から来る防衛策だろう。
B)社員が怠けている
仕事量は適正なのにもかかわらず、社員の力不足で仕事が回っていない。人手不足だと思っているのは社員だけ。
C)儲からない業態
上記ABは問題ないにもかかわらず、その会社の取り組んでいる事業が時代遅れになっていたり、お客さんの期待に答えられていない。その仕事内容では会社を維持する利益が上がらない。
A)B)C)どれもなかなかまずい状況だけど、一番やばいのは、C)だと思う。これはなかなか気づくことができない。ゆでガエルのようにゆっくりと死んでいく。じわじわと落ちていくため、何が原因なのか分からない。そして、それに気づいたときにはもう軌道修正がほとんどできない。男性3人組が話していた状況もこれなのではないだろうかと思う。いくら頑張っても儲からない業態。これは完全に経営者の責任だ。社員としてできることは、泥舟に乗っていることに気がついたら、すぐにその船をおりた方がいい。(AにもBにも同じことが言える。)時代の波に乗れない船にいつまでも乗っていたら、嵐が来た瞬間沈没するだけだ。安心のできる新しい船に乗せてもらうか、いっそのこと自分で小さいイカダをつくるのもいい。自分でつくるイカダは、全ての材料と構造を自分で理解しているため、カスタマイズでき、壊れても自分で修理できる。僕のおすすめはこちらでし。自由を愛するタイプの人にかわいがってほしいでし。
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