弊社は本日28日をもって今年の仕事納めとなった。激動の1年間、みんなで本当によく頑張った。ありがたいことに業績も悪くなく、来年もこの調子で行けば右肩上がりを続けていけそうだ。広くて綺麗なオフィスに移転もできたし仕事も捗るだろう。ひとつづつ丁寧に、かつ、ガンガン働いて周りのみんなが幸せになるように、命を燃やして突っ走っていこうと思う。年明けまでの少しの期間、じっくりゆっくり考える時間をとって、2018年の作戦を立てていこうと思っている。
今日は年内最後の大阪へ向かう新幹線の中からスマホで文章を書いている。フリック入力はもはや諦めているので、ガラケー打ち。意外と早いから大丈夫。新幹線内はビールを開ける音があちこちから聞こえる。皆さんおつかれ、おつかれ。僕は大好きなソイラテ。僕にとってはビールよりラテのほうが幸福度が高い。
今日はまったり記事を書こうと思ったけど、webを徘徊していたら給料問題を取り上げた記事が上がっていたのでうっかり読んでしまった。こちらについて書きたい。前置きが長くなったが、今夜もよろしくお願いします。
「給料が低すぎて悲しくなる」という記事を見た。
https://news.careerconnection.jp/?p=47919
保育士の方が、給料が安くて悲しんでいる。ちょっと前もこんな話題が炎上していた気がする。保育士はちょっと特殊な業態だし、少子化の今とくに下降トレンドなのかもしれない。しかしこれから保育士に限らず給料が下がっていく仕事はどんどん増えていくだろう。日経平均が上がろうが関係ない。少子高齢化だけが原因でもない、単純に「時代の流れに取り残されれば下がる」ということだ。いくら堅い職業でも、いくらまじめに取り組んでも、いくら頑張っても。時代に合わなければ取り残される。「一生懸命頑張っても手取り10万ちょっとなんですー泣」って言われてもね。穴空いた船に乗ってたらダメ。必死に水を掻き出しても焼け石に水だ。沈没船にしがみついてないで早く脱出してくれ。とか言うと、それが出来たらもうやってるよ。って返ってくる。もう助からない。自ら脱出しようと模索しない人が助かるわけがない。隣に救助ボートが来ても、ヘリコプターからハシゴが降りて来ても。自分の周りに湧いてくる水を掻き出すのに夢中で飛び移ろうとしない。そして「船が沈みかけて悲しい」とか言うのである。そばにいる人も「わかる、悲しい」「もっと大きいバケツ持ってきて」「人増やして」とか言うのである。
もし助かる気があるのなら、まず脱出しろ。外から全体をみて、よく考え、次の船に乗れ。もしくはイカダをつくれ。誰かが救ってくれるのを待っていたのでは溺死してしまう。厳しい時代がもう始まっている。というか、いつの時代もそうなんだけど、特に最近流れが早いからね。
年末年始は世の中の動きが一瞬スローになる。思考を巡らせるには絶好の機会だ。ゆっくり考えよう。