1月6日、東京はスッキリ良く晴れているが空気はとても冷たい。仕事初めと思ったらもう3連休。またお正月にもどったような感じだ。事務所には誰もいない。静かな時間が戻ってきた。まだがっつりとした仕事は動き出さない。掃除をして、コーヒー入れて。ゆるっと仕事を始めた。
今日はゲームについて書いてみようと思う。特にお金の概念についてだ。お金の話すきだからね。今夜も、ゆるっとおつきあいのほどよろしくお願いします。
僕はもういい大人なのだが、まだゲームをやっている。インタラクティブなものが大好きなのと、仕事や人間関係でぐちゃぐちゃになった脳をリセットするためにゲームはとてもいいと思う。本や映画と同じく、自分の思考をクリアにするために役立てている。
Switchではスプラトゥーン、マリオ、ゼルダ、PS4でもいろいろ、今はHorizonを進行中だ。個人的にHorizonはゼルダよりも面白い。お正月には3DSで初代ポケモン、メトロイド2、カービー、マリオ、Drマリオ、など小学生の時やり倒したゲームを片っ端からダウンロードした。ゲームボーイは音楽がシンプルでメロディが強く最高の癒しだ。
ゲーム内の所持金について
ゲームの世界でも「所持金」という概念がある。もちろん持っているお金なのだが、現実世界のそれとは全く違う概念だなーと思う。必要な物を買うという意味では同じなのだが、所持金が0でも全く問題ない。むしろ「お金」の状態で所持していても無意味だ。ただの数字が書いてあるだけで、それが直接何かの役に立つことはない。お金で体力回復できないし、お金で攻撃できないし、お金で早く移動することもできない。ポケモンの世界で言えば、ポケモンを捕まえようと思ったときに、お金があってもモンスターボールがなければ何もできない。所持金は全部使ってモンスターボールを買っていい。お金があっても無駄だから、全部必要な物に変えていい。
ところが、現実世界だと違う。所持金いっぱいまで欲しい物を買うと死ぬ。現実世界では腹が減るし、のどは乾くし、着る服、寝る場所が必要だから。ところが、ゲームと同じようにこれらの面倒ごとが免除されている人がいる。子どもだ。子どもは親にご飯を食べさせてもらい、飲み物をもらい、服を着せてもらって、屋根のあるお家で眠らせてもらえる。自分の所持金全てモンスターボールに変えてもOKなのだ。ここに大人と子どもの思考が大きく違うポイントがあるように思う。ゲームの世界というのはお小遣いをやりくりする子どもの世界なのだ。(えーっと、、風来のシレンというゲームがありましてですね、、アダルトゲームっていうことになりますね笑)
そして、年齢的には大人なのに、お小遣いで活動している人もいる。これでは思考が子ども化しすぎてしまう危険性がある。ゲームの世界の住人だ。
ちょっと整理すると
・大人=条件付きで動く。お金があったらやる、時間があったらやる。大人は自分のお財布(生活)を考えながら消費や投資、日々の活動をしていく。これが子どもにはない重大な足かせとなる。
・子ども=気持ちで動く。子どもは自分の気持ちで動く。お金が0でも何の問題もない。自分がいいと思ったことに向かって行動する。セーフティネットの存在が必要。
これはどちらが優れているかという問題ではないし、自分は子どもだ、大人だ、という明確な線引きをするものでもないと思っている。今いる環境で、自分の思考がどれくらいの割合で大人と子どもに振り分けられているだろうか。それによって、どういう行動をとっているか、自分を客観視するための1つのガイドとして使えると思う。
普段の仕事は明らかに「大人」のポジションから行動をしている。予算はどうか?スケジュールは?これできるの?上司うざい。とか。そこに窮屈さを感じている人も多いのではないだろうか。たまにはゲームでもやって子ども思考を頭にいれてみてはどうだろう。やわらか頭で仕事に取り組むことができるかもしれない。
大人の思考というのは、極論すると数字から見た仕事の進め方であり、これから先、ちょっと古くなっていく考え方だと思っている。詳しくは以前の記事に書いた。
余談
先に名前を出した、風来のシレンというゲームについていうと、満腹度がある。満腹度が0になると体力が激減していき餓死する。加えて、お金を投げて攻撃もできる。今回のテーマから行くと完全にアダルトゲームということになる笑。シレン面白いよね。大好きなゲームだ。というわけで、いろんなゲームに満腹度とか眠気をつけてみるとどうだろう。面白いかもしれない。ポケモンの世界でも、おにぎりとかサンドイッチ売ってたりして。定期的に食べなかったり、睡眠とらないとそのうちセーブデータ消えるの。子どもに大人思考を教えるのにもいいんじゃないかな。