代々木ではたらく

これからの働き方を考える

便利さと豊かさは違う、

先日ラジオを聞いていたら、「便利さと豊かさは違う」という話を聞いた。僕は何に便利さを感じて、何に豊かさを感じているのだろう。

 

今日も東京はよく晴れた。気温も結構上がっていたんじゃないかな。お昼に外に出たら結構暖かかった。これくらいの気候だと過ごしやすいんだけどね。明日はまた少し崩れるみたいだ。体調管理しっかりね。

先日、1日休みをとり夢の国へ行ってきた。何回行っても感動する。アトラクション、映像、スタッフ全員がプロフェッショナルとして最高のパフォーマンスを発揮している。どれだけ努力すればあそこに立てるのだろうか。その背景を想像すると泣きそうになる。本当凄い。夜のシンデレラ城、今は「フローズンフォーエバー」というアナと雪の女王をテーマにしたショウをやっている。照明、映像、レーザー、花火を使った光のショウ。演出のうまいことうまいこと。人工雪にレーザー当てるって反則でしょ。きれいすぎるよ。(泣)

 

f:id:noayos:20180116204940j:plain

その時の写真を貼ってみる。この画像はインターネットを通じて誰でも瞬時に見ることが出来るわけだ。スマホ1台あればいろいろな情報にアクセスできる。それはとても便利なことなのだけど、、実際にその場で見るのとは全然違う。今日は、便利さと豊かさについて考えてみたい。今夜もよろしくお願いします。

 

「便利さ」と「豊かさ」と聞くと、一瞬同じことのように思える。「ああ、なんか良い感じ」ってことね、と。改めて両者を比べたとき、僕は何が違うか答えることができなかった。江戸時代に比べて、現代は便利で豊かになった。っていうよね。多分みんなそう思っているはず。でも、実際にはなにが便利で、何が豊かになったんだろう。

 

辞典で調べると

便利=都合の良いこと、役に立つこと

豊か=満ち足りていること、不足せず、十分、

とある。

 

江戸時代、東京から大阪まで歩いていた。毎日ひたすら歩いて、2週間ほどかかっていたらしい。今は新幹線で3時間くらいで行ける。とても便利だと思う。しかし、これが豊かなことなのだろうか。ある意味では違うのではないかと思う。もし、これが東京から大阪までの旅だったら、道中で綺麗な景色を見たり、各地の美味しいものを食べたり、新しい出会いがあったり。たくさんの経験ができる。大阪まで行く間、ゆっくりと旅をすることで、充実し満ち足りた時間を過ごすことができるだろう。3時間の旅ではそんな時間を過ごすことはできない。一瞬で景色は過ぎ去り、少しでも寝てしまえばもう大阪だ。名古屋も京都も楽しむことはできない。それは便利かもしれないけど、豊かとは言い難い。

 

便利さ=時間を省けること。豊かさ=時間を使えること。なんじゃないかなと思う。「便利さと豊かさは違う」と言うのは、違うどころか、全く逆のことなのではないだろうか。無駄な時間を減らして便利に。かけるべき時間を作ることで豊かに。二つの時間を自分でコントロールできれば、よりよく生きていけるのではないかなと思う。