東京はとてもよいお天気だった。理想的な日曜日。春が近づいている感じがする。でも、明日は雪の予報。お昼には降水確率100%だ(雨なの?)。まだまだ春は遠い。今夜は毎週恒例となっている東京から大阪に向かう新幹線の中でブログを更新している。明日はまた東京に戻るのだけど、雪で荒れそう。電車大丈夫かな。
今日のネタは、特に考えてなかったのだけど、会社の燃費についてゆるく考えてみようと思う。超絶ざっくりの考察なのであしからず。いつも読んでくださってありがとうございます。今日もおつきあいのほど宜しくお願いします。
会社の燃費
今の会社経営において、基本的に正社員を入れてはいけない(ということにせざるをえない)。正社員を入れるのはかなり大変なことで、給料に加え、社会保険、年金、交通費や福利厚生、ボーナス、その他いろいろ含めると、だいたい時給3000円くらいかかる計算になる。経営者は正社員1人につき、1000円札を20分で1枚を燃やしながら進んでいくことになる。とてつもないエネルギー効率の機関車だ。弊社は僕含め正社員5人。1000円札を4分に1枚燃やしながら進んでいる。(もう少し正確に計算したら3分20秒に1枚だった)正社員を雇用するということはそういうことだ。
中小企業だけでなく大企業にとっても同じこと。人数が増えれば増えるほど凄まじい金額になっていく。100人の会社なら1時間あたり30万円を燃やしていることになる。人件費だけでね。これで走り続けるのがいかに難しいか。非正規労働が増えるのも当然だ。派遣社員なら時給2000円ですむ。そしていつでも解雇できるおまけ付き。その2000円のうち派遣会社が1000円ハネて、派遣労働者は時給1000円で働くことになる。ひえー。いろいろ歪むわけだ。
N社の例
ある知り合いの会社を例に上げさせていただく。正社員5名、非正規5名。合計10名の会社だ。8時間・20日勤務とすると正社員の月の人件費は5人で240万円、非正規は160万円。人件費だけで合計月400万円。人件費を売り上げの30%におさえようとすると、月1400万円の売り上げが必要になる。1日あたり70万円の売り上げだ。1人1日7万円を稼ぐ。これは平均なので、正社員も非正規もこの金額だ。非正規が5万しか稼げなかったら正社員が1日9万の売り上げをつくることになる。もし全く稼げない新人がいたりするととたんに大変なことになるのは容易に想像がつく。
N社の社長に話を聞くことができた。この春に3人の正社員を迎える予定だという。事務所も引っ越す予定とのことだ。家賃も上がる。この3人が1日7万円を稼げるか稼げないかで大きく運命が変わってきそうだ。
会社の燃費というのは人件費だけ見てもこれくらいになる。正社員のみなさんは1日に7万円を稼ぐことはできているのだろうか?正直この数字は普通の人には難しいんじゃないかなと思う。少しでも何か付加価値を持っている人じゃないと厳しい数字なのではないだろうか?
この後、弊社の展望や、会社の燃費と規模を考えていく予定だったのだが、思いのほか文字数が増えてしまった。前篇、後篇に分けて書くことにします。今日はここまで。またあしたね。