中途半端でいいかなーと思っています。6割でいいやろ。
今日も1行目でタイトル解決していくスタイルです。みなさんの時間節約していきますよ。これ以降、何も有益な情報はありません。僕の自己満足のために、あと1000文字を書いていきます。それでは今夜もよろしくお願いいたします。
「先の見えない時代、変化の激しい時代」ということを言われて、しばらくがたちますね。もうそんな話聞き飽きたでしょう。僕もそう。それで、みなさんは変化を感じていますでしょうか。僕は今の仕事をもう15年近く続けていて、その面では実のところあまり変化を感じていなかったりします。10年前の僕の仕事も、今の僕の仕事もやっていることはあまり大きくは変わっていません。やり方や、使う道具は確かに少しづつ変わっていくのですが、成果物というのでしょうか、生み出されるものはほとんど同じ。でも質は10年前よりそれなりに良くなっているかもしれません。経験値でね。そういう意味で僕の仕事は割と完成されてしまっているのかもしれません。達成率は7割8割?これ以降10割達成するのはまた膨大な時間がかかるでしょう。
そんなわけで、10年間あまり進歩していない僕ですが、世界はやはり大きく変わって行っていますよね。ちょうど10年前くらいにiPhone誕生ですから、随分と変わりましたね。AIも進みました。これから先の10年、世界はまた考えられないくらい変わっていくことでしょう。この激変の時代をどうやって過ごしていけばいいのでしょうか。今日は僕の作戦を発表したいと思います。というか、1行目で発表したものです。「色々中途半端でいい」それに尽きます。
色々中途半端にやっていきます。力を抜いて、柔軟に。極めて人間らしく。「怠ける」なんて機械にはできません。「二度寝」もできないでしょうね。ざまぁ。これが人間の価値ですね。人間の勝ちです。機械は人間を羨むでしょう。
そんなわけで、6割くらいのパワーでやっていくことを考えたいと思っています。色々なことを6割で。目標達成も6割。進捗も6割。「6割」っていうのはとてもいい時期での終了を意味し、それを目指します。成長と衰退のサイクルの一番美味しい時期だけを享受していくイメージです。
何かをするとき、次のような周期があります。「始める」「試行錯誤する」「成長する」「安定する」「衰退する」「終了する」。これの安定する直前くらいでスパッとやめてしまいます。知識が増加していき、成長を感じ切ったところでやめるのです。グラフでいうと、右肩上がりの部分だけを自分のものにしていきます。これを色々な分野でやるのです。極め切らなくていい。最速で成長できる最初の6割だけ有り難くいただいて、次、いただいて次、と、どんどん移動して行きます。
そうすると、浅く広い知識がたくさんたまり続けます。その状態をキープしてウロウロしていると、外部から何かがもたらされた時、すぐに6割の準備状態で飛び込むことができます。何も知らないのとは雲泥の差があるでしょう。
9割10割でももちろんいいのですが、色々な分野で10割を目指すにはものすごい時間がかかります。6割から7割、8割、と上げていくにつれどんどん燃費が悪くなって行きます。9割から10割にするには本当に莫大な時間と投資が必要でしょう。それに加え、もう一つデメリットがあります。それは、完璧にしてしまうと新しいものを受け入れることが難しいということです。その分野で100%の能力を持ってしまうと、ちょっと異質なものが入ってきたり、考え方が変わった時に即座に対応しずらくなってしまいます。体が重くなってしまう。
完璧に学習して最適化されたロボットよりも、中途半端に学習したロボットの方が、適応力があると言います。何か不測の事態が起こったとき、高度に専門化された精密機器機よりも、軽トラックでぶっこんだ方が何かとパワープレイできるよねみたいな話です。だから、色々なことを6割享受するのがいいかなと思いました。遊びを作っておくのです。ただし、1つだけ注意があります。9割、10割達成していることも同時に持つことです。それは何か1つでいいと思います。10割達成の感覚を体に染み込ませておく。それを「6割享受した中途半端なこと」に応用するのです。「6割享受」したその先をイメージで補うためのガイドラインにするのです。足りていないその先をなんとなく想像で補っていくのです。
色々中途半端にやってみましょう。6割をたくさんやる。力を抜いて、柔軟に。極めて人間らしく。それが今後10年の僕のざっくりのイメージです。