ここ最近心底会社組織というものが嫌いになっております。誰も責任を取らない、空気を読み合う、傷を舐め合う。非効率に動けば動くほど、相対的に時給が上がっていく。月給なんて時給と同じなんですよ。全く。日本をダメにしているのはこういう会社組織がのうのうと生き残っているからだと思います。散々クズっぷりを発揮した後は、何となく名言っぽいことを言って、飲みにでもいけばチャラ。そもそもそういう会社員に責任ある仕事なんてできませんよ。チャラになる対象すらない。仕事ごっこ。ひどいものですね。
我々がするべきは、そんなクソみたいな集団から早々に脱出して、自分1人だけでも価値を生み出せるように修行するか、自分の行動の全てに責任を取れる人たちと一緒に活動することです。そこに組織的な癌を発生させる余地なんてありません。組織の癌がなぜ発生するかといえば、クソ甘い環境があるからですよ。とにかく無駄なことをやっている。砂糖食ってるんですよ奴らは。よかったですね。もう血糖値上げて寝ててください。
初代ポケモンの技に「どくどく」という攻撃がありました。僕はこの「どくどく」がとても好きでしたね。1回目の攻撃はそれほど強くないのですが、毒が回ると2回目は少しダメージが大きくなります。3回目はもっとダメージが大きくなります。4回、5回と回数が増えていくとダメージ幅がどんどん大きくなり、瀕死に至ります。初めはいいけど、徐々に首が絞まって行く強さが増していきます。恐ろしいですよ。体力の回復を試みて、運よく回復できたとしても、6回目、7回目のダメージは計り知れません。一気に体力を持って行かれ、瀕死です。
会社組織も「どくどく」と同じように、毒のダメージがまわります。最初は些細なことかもしれません。だれかがマグカップを片付けるのを忘れた。ただ、それだけかもしれません。別の人がそれを見て、気を利かせて黙って片付ける。コーヒーを飲み終わっても片付けなくていいんだと思い始める。コーヒーのゴミが溢れ始める。そんな具合に、だんだん大きなエフェクトになって行きます。その些細なことから始まった問題は、コーヒーだけではなく、休憩時間の問題、コピー機の問題、人間関係の問題、雇用の問題、という風にどんどん大きな問題になり、会社組織の中に「どくどく」が完全に回ってしまうのです。気付いた時にはもう取り返しがつかないところまで来てしまいます。立て直しを図ってももう遅い。「どくどく」最終段階にくると、いくら回復しても一瞬で瀕死。そして、桶屋が儲かります。
と、まぁ、散々毒を吐かせていただきました。というのもとても疲れているからなのです。許してください。今日は毒毒しい記事になってしまいました。そうは言えども僕も極小ながら会社組織を運営する立場です。「会社なんて仕組みは終わりだ」と言いながら会社をやっています。矛盾しています。でも、冒頭に書いたような馬鹿みたいなことが起こらない組織の在り方を常に模索しています。終わらない会社を目指しています。従来の「株式会社」では難しいような施策も実行していきたいと思います。