いつも何かに救われている感覚があります。
今日は、フリーランスから法人成りした僕のクソプレイをご紹介いたします。
1週間終わりますね、みなさん今週もお疲れさまでした。東京にも春が近づいていますね、お天気がよいととても気持ちいいです。今週は本業の仕事が激務でした。
年度末は毎年、忙しさを更新して来ました。前回よりも今回が忙しいというふうに。今年もさらに激務になっております。仕事量はアップして、加齢により体力減少して、本当に大変です。僕は年齢のわりに髪量が危なくてつらいのですが、さらに一部白髪化してしまいそうな感じがでてきました。ここ1週間でですよ。全体的にじゃなく、直径5センチくらいの一部なのです(ハゲか白髪どっちかじゃないのかよ!?マジかよ!!)これをブログたな書くだけでもつらいのですが、他人の不幸話は読み物としては面白いと思うので、素直に書き残しておきます。ストレスなのでしょうか?自分としては、全くストレスを感じていなかったのですがね、、。満員電車にも乗らないし、上司も鬼嫁もいません。仕事はめちゃくちゃ面白いし、大好きです。だからぶっ倒れるまでやっちゃうんですけど。知らず知らずのうちにどくどく(昨日の記事参照)が回ってしまっていたのでした。悲しい。
ここへ来てフリーランスと株式会社の違いをひしひしと感じております。僕はフリーランスから法人成りしたこともあり、社会の歯車としては結構いい線行っていたと思います。フリーでの年商が1200万円を超えたあたりで、そのままの業態で法人化しました。1期目は一人で回し、年商3600万円、経常利益は1600万円くらいでした。1期目から黒字化できたのも、フリーランスの期間が助走期間として機能したことと、特に法人化したことで特別な仕組みや開発を行わなかったからでした。作戦は引き続き、クライアントの予算に合わせた仕様、深夜休日作業、フリーランス仲間の招集、と、信頼性を高く保ち、なかなか使える人間を装っていました。
しかし、しかしです、この「フリーランスとして使えるヤツ」感が株式会社という仕組み上ではそのまま三大NG戦略になってしまっていたのです。「予算に合わせた仕様=値下げ」「深夜土日対応=長時間営業」「仲間の招集=人海戦術」アホ経営者がやるクソプレイですねこれは。とてもまずいです。フリー時代に売り上げを伸ばす戦略だと思って、良かれと思っていたことが、全て裏目に出ていきます。これを改革できなければ、体力の衰えとともに会社も立ち行かなくなるでしょう。長寿命の組織をつくることはできません。分かっていながら一度入ってしまったスパイラルからなかなか抜けられません。なにせ頑張れば頑張るだけ売り上げはあがっていくのですから。しかしチート的につくった売り上げはいつか限界を迎えてしまうでしょう。本当に倒れる前に、個人プレイから脱却して、組織としてのチームプレイ、そして誰か特定の人が頑張り続けなくても回って行く仕組みをきちんと構築しなければなりません。いま最大の僕の課題です。
フリーランスと、法人(会社組織)は延長上にあるようで、全く違うものです。フリーランスは自分のことだけで十分。文字通り1本槍(ランス)で成り立ちます。それで万事OKです。しかし、法人(会社組織)は仕組みを作らなければなりません。人を集め、槍を作り、ご飯の算段、雨風をしのげる場所を作ります。そのサイクルを無理なく回していく必要があります。必須です。これらを流れるように行わなければなりません。どこか滞ると他もダメになり、全体がダメになります。「頑張る」で乗り越えられるレベルではないのです。「レベル」というと語弊があります。あたかもレベルをあげれば可能かのように聞こえてしまいますが、これは別次元の話です。むしろ、頑張らない状態でいないと乗り越えられません。そのことに、ここ最近になってようやく身にしみてわかり始めました。遅すぎですよね。もう4期目ですよ。もちろん社員さんもいます。
今まで「僕が頑張ればいいや」という考えでいましたが、これで乗り越えられるほど会社の運営は甘くなかった。全くのクソプレイだったのです。フリーランスを頑張ればその先に会社組織があるというのは全くの間違いです。戦術を極めても戦略がなければ全く戦えないのです。いつか疲弊して終わりです。
今日ぼくが言いたかったことをまとめると、仕事頑張ったらハゲと白髪になってつらいということです。みんなにはそのつらさを経験して欲しくありません。