僕は遅刻をする人がとても嫌いです。もしかしたらちょっと異常なほどに嫌悪感があるかもしれません。人間ですから、だれだって遅刻をする可能性がありますし、悪気が無くどうしても避けられず遅刻してしまうこともあるでしょう。自分にもその可能性があります。でも嫌なものは嫌なのです。友達や、仕事の相手などを相手の遅刻で失ったことは結構あります。相手が時間に遅れてくると、言い方が悪いですが、「ああ、こいつ終ったな」と思って切ってしまうのです。全然広い心をもって接することができません。(そのかわり自分が遅刻しないようにするためには、さらに異常なほど神経を使っています。その行為が生産性を下げているという指摘も甘んじて受け入れます。)
でも、でもですよ、僕が大学生のとき付き合っていた人は毎回のデートに2時間くらい遅刻してきていたのですよ。毎回です。待ち合わせ場所に行くと、30分くらいこない。連絡すると家にいます。家まで行くと、そこからまた1時間か2時間くらい待たされます。これはマジです。盛っていません。これが普通の光景だったのです。しばらくそうやってハチ公プレイをやったあと、あえなくふられてしまいました。これがクソフレンドシップ戦略の末路です。「遅刻で切ったとか言ってたけどふられてるやんけ」とお思いでしょうが、このかたは別れた後も僕にちょくちょくコンタクトをとってきました。特に僕は未練とかも無く、別れた人に連絡するなんて面白い人だなと思って接していたのですが、この遅刻癖が全く治らなかったのです。恋人じゃ無い人の遅刻なんて1秒たりとも許せません。その後一切の連絡を断ちました。
友達も、仕事の相手も遅刻する人は全く信用できません。本当は恋人もですが。予定の時刻をあらかじめ約束しているのにもかかわらず、守れないというのはドンNGです。そういう人はその他のさまざまな約束も守れないでしょう。それに自分自身との約束も守ることができません。そういう人とお金のからむ仕事なんてできるはずがないのです。
時間はこの世の全ての現象の中で一番重要なものだと思います。時間だけは、増やすことや、戻すことができません。命そのものなのです。遅刻をする人は、他人の時間、命をうばっているのです。分かってください。
で、今ですね。打ち合せの相手が、1時間13分送れております。マジかよーーーーー!!これは即帰る事案なのですが、ブログを書くという精神安定剤によって辛うじて保たれております。というのはギャグで、ちょっと政治的な活用法を思いついたのです。例外的にあと1時間ほど待つことにします。多分、これは待つだけの価値があるはずです。
いい交渉ができることを期待して。
それでは、またあした。