朝からどうも寒いなと思っていたら、都内でも雪が降り始めました。桜と雪。季節が拮抗していますね。雪は今シーズン最後かもしれません。見納めですね。夕方からは雨になり、夜まで降り続いています。街は人通りも少なく、ちょっと寂しい感じがします。でも静かでいいですね。仕事の電話も鳴りません。世間はお休みなんだなぁと言う感じです。弊社もカレンダー通りのお休みなので、春分の日は休日扱いです。でも僕にはオフがありませんので、内緒で出社致しました。実務は結構落ち着いてきたこともあり、今日のメインは放置していた雑務、事務処理祭りです。こんな日がないとなかなか片付きません。普段の教務の中では後回しになっていたものを、片付けました。
そうこうしていると、1つの連絡がありました。今やっている仕事の分野での書籍の執筆依頼でした。大学でお世話になった教授からのお誘いで、近く出版する書籍の一部分への寄稿です。きちんとした書籍への寄稿は初めてのことです。お世話になった教授のお誘いでもあり、喜んで受けることにしました。僕は本当に無名で特になんの特徴もありません。受賞歴や、有名な人やものに関わったこともありません。でも1つのことをやり続けると、こういうこともあるのだなと思います。外に連れ出してくれる人が現れるのだなと。文書の世界に入る、いいチャンスだと思いました。
今日のビールはセシオン セルベッサ
最高に美味しいメキシカンラガー。
難しいことは考えず冷やして飲んでくれ、アミーゴー。(パッケージより)
チャンスは皆平等だと聞いたことがあります。どんなことでも、どんな分野でも。誰にでも1度はチャンスが巡ってくるということです。僕もそう思います。1度は来る。「そんなの嘘だよ。チャンスは限られた人だけにしかこない」そう思う人もいるかもしれません。が、やはり1度は来ますね。確実に。問題はチャンスが来た時に、発見できるかどうかと、ものにできるかどうか。その2つのハードルがあります。
チャンスを発見できるかどうか。
チャンスがおりて来た時に、それをチャンスだと思えなければそこで終了です。僕は現在、めっきり運動のできないおじさんになってしまいました。体を動かすのが苦手です。スポーツとは無縁の人生を歩んでいます。こんな僕にでもサッカーのワールドカップに出場するチャンスがありました。それは小学校の時です。クラスの友達が、サッカー部に誘ってくれたのです。僕はちょっと迷いましたが、入りませんでした。僕がワールドカップに出場できるチャンスはそこで終了しました。その後、サッカーを本格的にやる機会はありません。思えばあれがチャンスだったのです。これをチャンスと見るかどうかです。それに、こういう年齢がモノを言うチャンスは本当に一瞬しか見えませんし、難易度の高いチャンスはもっと見つけにくいでしょう。僕が総理大臣になるチャンスももしかしたらあったかもしれません。都心のあのホテルで、ロビーにいたあの人のハンカチを拾っていたら、、、と考えると、確率は0ではないと思います。それを0と見るか、0.0000000000000001%と見るかで見える世界が変わってくると思います。チャンスの尻尾がちょっとだけ顔を出したとき、見逃さないように。常に周囲に目を向けることだと思います。これは虫の知らせ的なものや、他人からの連絡だけでなく、目視できることも結構あります。路上や、デパート、満員電車の中に、知り合いやつながりのある人がいたりまします。世界は狭いですから。
チャンスをものにできるかどうか。
チャンスを発見した後に、もっと高いハードルが現れます。チャンスの尻尾を見つけた後、それを捕獲できるかどうか。そのちからが今の自分にあるかどうかです。タイミングとも言えるかもしれません。いくらチャンスを見つけても、それを成し遂げる実力がなければ、すぐに手から離れてしまうでしょう。その尻尾をたぐり寄せ、本体をしっかり掴むためには、準備するしかありません。ひたすら準備。もし掴みたい具体的なものがあるならば、その方向に少しでも近づけるように動き、ひたすら準備します。そうして、尻尾が見えるのを待つのです。
分かりやすいチャンスの降り方があります。学校や会社で、先生や上司が「誰かこれやりたいやついないか?」って言うあれです。あれは誰にでもおりて来るチャンスの典型例です。全員に聞くわけですから。そこで手を上げればまず1つ目のハードルは簡単にクリアです。しかもこのタイプのチャンスのいいところは、2つ目のハードルも低いことです。「誰か」と言っている時点で誰にでも達成できる可能性が高いです。そしてオマケも付いてきます。先生や上司は手をあげるやつが大好きだということです。手をあげるだけで、信頼性は爆上がりです。ボーナスステージ以外の何ものでもありません。これをサックっとクリアすれば、次のステージです。1面がボーナスステージだった時の2面が超楽勝なのはゲームをやったことがある人なら分かるでしょう。準備万端で2面のスタートです。その後はもう行けるところまで行っちゃってください。グッドラック。