代々木ではたらく

これからの働き方を考える

頭からっぽの方が夢詰め込める、

こんばんわ。日曜日の夜、みなさんいかがお過ごしですか。明日からまたお仕事のかたも、学校のかたも、いろいろ予定があるかたも、日曜日の夜くらいはゆったりまったりできているといいですね。僕は毎週末の大阪チャレンジで、東京から大阪に向かう新幹線の中です。3時間まるまる、外界と隔離された新幹線の車内に缶詰状態です。いいですね。会社のデスクにいたら、うっかり仕事をやってしまいます。

 

ここ数年、、いやいや振り返れば15年近く、ほとんどの時間を仕事にぶち込んできました。起きている時間は何かしらパソコンに向かってしまいます。最初のうちは仕事をやってお金を稼がないと天に召されてしまう、という生きるために働くということが動機だったかもしれません。が、今は少しずつ変わってきているように感じます。それでも今なおパソコンにかじりついてしまうのは、今の仕事が面白いからだと思います、、ということを言い訳にして、たぶん、自分のできることに安住してしまっている部分があるのだと思います。できることだけをやりつづけて、安心しているのです。そこのとに薄々気づいているから、逆に1つのことしかできないことに不安になっています。その不安を払拭する、いや、忘れるため、逃げるために今できることにさらに没頭してしまうのです。このままでは、20代で築いた自分のまま、30代40代を過ごすことになります。それでも30、40は乗り切れるでしょう。20代のスキルを完成させれば、30代は稼ぎ頭、40代はリーダーやティーチャーでやっていけます。ただ、40代以降も人生は無情にも続きます。今40代以下の人は、半数以上が95歳以上生きる可能性があるとも言われています。仮に、100歳まで生きるとすると、40歳ではまだ4割しか生きていないことになりますね。まだ半分も来ていない。ちょっと信じられない世界観です。

 

まだこれから先が長いのに、1つの仕事スキルを完成させ、そこに安住している場合ではありませんね。このスキルがいつオワコンになるか分かりません。1度完成させたスキルを持っていると、それを手放すことができません。もったいなくて。方向転換するにも動きが遅くなります。今の僕がその状態です(スキルを完成させたとは言い切れませんが)。フットワークが重くなり困ったものです。これが分かっていながら、短期的な収入に溺れています。つい、手についた仕事をやり過ぎてしまう。そうやっていれば、安心するから。

 

そこから無理矢理引きはがしてくれるのが、日曜日の大阪なのです。一週間に一度、東京の事務所から物理的に遠ざかり、頭をリセットしています。新しい考えを取り入れるために一旦余白をつくります。頭が空っぽの方が、夢が詰め込めるらしいですからね。