こんにちは、よしけです。
今日の東京は暴風でしたね。僕は風の日が嫌いです。花粉も暴れて目もつらいですからね。夜はちょっとおちつきますかね。それでは今夜も宜しくお願いします。
「クリエイター志望なのに、成果物のない学生はいらない」という記事がホットだというので僕もそれにのってみようと思います。僕の会社もその界隈なのでついつい。弊社も去年今年と求人を出していて「クリエイター」と呼ばれる職種を募集していました。7割がた実績がある人の応募ですが、3割くらいは実績がありませんでした。弊社、実績が無くても応募が可能というマークをつけています。そのため、業種関係なく、いろいろな人が見てくれて、応募がきます。「実績がなくてもいいというところに惹かれて」という人もいるくらいです。事実、実績は問いません。でもそれは社会での実績、仕事としての実績を問わないという意味です。今は社会にでなくても「クリエイター」っぽいことはいくらでもできます。ユーチューバーなんてかなりクリエイティブですよね。あれは社会にでなくても全然できます。小学生だってやってる。iPhone1つあれば、クリエイティブな活動はいくらでもできます。パソコンが無ければできないなんて嘘ですよ。文章だってかけるし、絵もかけますし、音楽だってつくれる、企画だけだっっていくらでも考えられます。それをシームレスにネットに上げられます。こんな状態で、「やる気はありますが成果物はありません」なんて言えますか?「やる気だけは誰にも負けません」なんて言えますか?僕は小学生のころ、ゲームを買ってもらえない家庭でした。でも、自由帳に鉛筆でマリオっぽいコースや、ゴエモンみたいなコースをびっしり描いて、友達ごとのステータスや持ち物のページをつくって、コントローラーもとなりに描いて、ノートの上でゲームができるようにしていました。今思えば、あれをゲーム会社に持っていったら採用されるような気がします。笑。絵はド下手でしたが。
クオリティ問うているのではありません。姿勢を問うているのです。何か新しくて、魅力的なものを生み出そうという現場には、その姿勢がまず必要なのです。クオリティは後からでもなんとでもなりますし、他の人と協力することもできます。が、姿勢は後からなかなか育たないものなのです。それは現場を長く見た人だから言えることだと思います。学生の立場から「実績を求められても困る」とかやんやいわれてもこっちが困ります。だったら「やる気だけは誰にも負けません」って言っていたやつ採用してやろうか?1年持たないですよきっと。今年、ウチにもやる気だけ夫さんが応募してきました。これは面白いと思って面接を設定しました。どんだけやる気があるのか見てみようと思ったからです。本当にやる気があるかもしれませんからね。誰にも負けないというパワーを感じたかった、本当に期待しました。でも、面接に来なかったですよ。笑。こんなもんす。だから、姿勢を見ればだいたい分かっちゃうんですよ。残念なことに。「やる気だけは負けません」て、説得力のかけらも無いんですよ。面白いことに逆もいるんですよ、実績あってやる気ない人ね。笑。
でも、面接はさせていただきますよ!チャンスは平等です。それに、今まで何をやってきたかよりも、これから何ができるかの方が遥かに重要ですからね。