こんばんは、よしけです。今日も東京はよく晴れて、けっこう暑かったですね。僕はついに今シーズン初のガリガリ君に手を出してしまいました。もうおしまいです。夏が確定した瞬間です。こんなお天気の日は、家の中でゴロゴロするのが最高ですね。今日も朝から丸一日事務所にこもり、よく働きました。
業界歴10年を超えてくると、仕事の経験値が結構たまってきます。ある分野の仕事はかなり最適化できていて、10年前の僕の1/10くらいの時間で終わります。そんなわけで、逆算すると10倍の速度で換金できてしまいます。これはなかなかいい数字ではないでしょうか。10日かけていた仕事が1日でできてしまいますから、とても効率的にものごとが処理できてることになります。でも、お給料は10倍にはなっていません。悲しいですね。まぁ、いいんですよ。その空いた時間でいろいろできますから。
僕は仕事で疲れてくると、デザインの本をよく読みます。デザインの本というのは、簡単に言うと写真集みたいなものです。ロゴとか、ポスターとか、webとか、インテリアとか、プロダクトとか、ジャンルはたくさんあるのですが、誰かがつくった美しいデザインがたくさん紹介されている本です。 ちょっと伝わりにくそうだったので、写真を載せます。
こんな感じで、いろいろなジャンルのかっこいいデザインが紹介されている本です。僕は仕事の息抜きに、コーヒーをいれてこういう本をぼーっと眺めるのが好きなのです。新しい、きれい、すっきりしている、整理整頓、気が利いてる、気分がよくなってきます。整然とならんでいるそれらを見ているといい気分転換になります。
でね、なんでこれが気分転換になるのかちょっと不思議だったのですよ。頭や体を使って疲れたあとに、またディテールのある細かいものをみなきゃならんのか。もっと疲れそうですよね。休憩中なのにさらに情報をぶち込むのかと。一見したら拷問ですよ。
何故なのか考えた結果、これは買い物でストレスを発散する行為と同じではないかと思いました。なんでもいいから新しものが欲しい、新鮮な刺激が欲しい、新品を手に取りたい。今までやっていた作業とおさらばして、頭の中を新しいもので満たす行為そのものなのでした。でも、本を眺めるだけならお金はかかりませんから、とてもいいですね。僕は何かを購入することでストレスを発散することはありませんし、暴飲暴食やスポーツも趣味ではありません。ただ、きれいなものを眺めていたいだけなのです。