代々木ではたらく

これからの働き方を考える

英語を英語のまま理解する、

こんばんは、よしけです。おつかれさまです。まいにち暑いですね。この時期になると、自宅やオフィスの中で一番偉いのはエアコンということになりまして、エアコン様のためならば何でもやりますよという感じで過ごしております。ちょっとでもエアコン様の機嫌をそこねようものなら「どうしたどうした」と、リモコン先生に尋ねたりしています。まぁ、なんと言いますか、結局のところ、冷房とドライってどっちがいいんでしょうかね?。

 

先日のことです、打ち合わせの時間調整のため、ドトールに入店したところ、カウンター席にあやしげな男女の影。静かな店内にこの二人の声が響きます。これは、、、と思ってよく聞いていたら英語の勉強をしていたのです。何か、語学のマッチングサービス的な感じなのでしょうか?初対面っぽい男女が英語のレッスン中でした。カフェでやるなよーとも思いますが、まぁ、別になんの問題もないし、勉強熱心だなと思いました。20代半ばの男性が先生で、20代前半かもうすこし若めの女性が生徒です。そしてなんとこの女性は韓国人らしい。日本語でやりとりしていたので、途中まで気がつきませんでした。日本語をマスターした後、英語もマスターするのですね、、、いやはやめっちゃ優秀ですわな。都内のコンビニの店員さんはたくさん海外の人がいますが、本当に優秀ですよね。僕が海外でコンビニの店員やれないですもん。オペレーションの量も半端ないしすごすぎる、、。

 

そんな語学の勉強に熱心なひとたちを横目に、僕もちびちび英語をやっているのですが、本当に全然できるようになりません。ひどいものです。しかしながら、ほんのちょっとずつちょっとづつではありますが、感じていることを書いてみたいと思います。まったくの思いつきで喋るのでこれを真に受けないで欲しいのですが、独り言として聴いていただけたら嬉しいです。

最近、英語を勉強していてふと思うのが「これ、日本語に翻訳しているから難しいのでは?」ということです。英語を勉強するとき、英単語や英文を読んで、その意味を日本語に置き換えて理解していきます。「Apple」だったら「りんご」。これをイコールで結んで、この2つを覚えますね。これだけではダメで、もう一つ「赤くて丸い木になる果物」という「イメージ」も覚えます。この3つを同時に覚えていないとダメなわけです。これ脳の保存領域を3ブロックも消費するやん。しかも、英語を理解するときに一度日本語を頭の中に浮かべないといけないやん。手間や。これが英語を難しくしている要因なのではないかなーと思います。

もう1つ大きな問題があります。それは、完全に翻訳できないということです。英語と日本語で完全に対応する単語や文は皆無、ゼロだと思います。先の「Apple」と「りんご」ですが、そもそも英語のAppleはもともと海外の「赤い果物」であり、日本にある「ふじ」とかそういうものではないはずです。だからAppleと聞いて「りんご」と訳すのは厳密に言えば間違いです。その他の単語も文も全く対になる日本語はないのだと思い込むといいと思います。日本語には訳せないから、一つ一つ名前を英語でつけなおす。うまく伝わるか分かりませんが、英語を日本語に翻訳せず、英語とイメージのまま覚える感じです。これなら脳の領域を2ブロックですみますし、いちいち日本語を思い浮かべる手間もありません。

 

で、どうすりゃいいのかというと。全部イメージ、画像で覚えるということです。絵で。写真で。映像で。英語の問題集とか日本語に翻訳するのやめて、英語と絵だけのやつとか作ればいいと思います。そもそも赤ちゃんが言語を習得するときに別の言語に翻訳していません。当たり前ですが。目で見た「画像」と「言語」を結びつけて覚えてるはずです。「紙がたくさん束ねてあって、文字や絵が書いてあるものは?」bookですね。本ではありません。そもそも別物だということを理解して、本当にまっさらな状態からやるのがいいのかなーと思います。いそがばまわれ。

英語を英語のまま理解するということは、英語ができるひとにとっては当たり前のことだと思いますが、僕のようないちいち日本語に翻訳しないと全く理解できない人間にとって「英語ができるという状態はどういうことか?」が全く想像できなかったのです。(目がいい人が目が悪い人の視野を想像できないような感じかもしれません。)そんなわけで、今回は「言語を画像をむすぶ」というこを考えてみたのでした。

 

実はこれは、AIを使った新しい翻訳の方法として研究がすすんでいるそうです。英語から一旦画像にして、その画像を解析して日本語にする。という感じです。一旦イメージにするので「意味」が取り出せます。とてもしなやかで柔軟な翻訳ができるそうです。おもしろいですね。