代々木ではたらく

これからの働き方を考える

1つ1つ地道にやるのはいいことなのか?、

こんにちは、よしけです。東京はすごい湿気で、南国のような感じになっております。台風が過ぎても雨は残り、そこに8月前の日差し。建物と外を行ったり来たりするだけで、メガネ曇りまくりです。街が洗われて綺麗ではあるのですけどね。なかなか不快指数の高い日曜日です。今回の台風は関東あたりから上陸して、西の方に移動していくという珍しい進路をとっていますね。水害、酷暑、ときて迷走台風。今年の夏は荒れていますね。これからが夏本番ですし、まだまだ何か起こりそうな予感がしますね。みなさんもくれぐれもお気をつけくださいませ。

 

弊社の夏仕事は、裏方準備で動くことが多いいのでだいぶ落ち着いてきました。裏方は夏の早い段階で完了しなければならないため、7月末くらいでほぼほぼ終わりが見えてくるのですよね。8月にもなれば、わりと平常モードで仕事ができるんじゃないかなーと思います。今年の夏仕事はブログを休むしかなくなるほどの激務となりました。本当は僕が激務になっていてはいけないのですが、、やるしかない。そういうことはたくさんあります。なかなか歯がゆい思いもしますが、1つ1つ地道にやれることを重ねていこうと思います。

 

でもこの「1つ1つ地道にやる」ってあっているの?と思うことがたまにあります。

 

レベル1からレベル10までの仕事の難易度があるとして。基本的には最初はレベル1をやっていきます。そしてレベル2、3、4と徐々に上がっていくのですが、これはレベル1から1つづつあげていくために毎回ものすごい力が必要なのですよね。階段を上がっていくような感じで、毎度負荷がかかる。で、ちょっと違うのは1から2っていうのは比較的簡単なのですが、3から4っていうのはかなり大きな力が必要になったりします。ゲームでもよくある指数関数的に経験値が必要になってくるみたいな感じですね。調べて、交渉して、調整して、調達して、作って、配布して。毎回新しい未知のことが発生して、とてもしんどい思いをするんですよ。

でも、これ、レベル1をクリアした後、いきなりレベル10をやってみるとどうなるかというと、まぁ当然できないわけですね。ただ、そこにつっ立ってることしかできないかもしれません。でも、レベル10の世界を見ることができるわけです。レベル10では何が起こっていて、何が必要なのか。失敗したとしてもその情報が手に入ります。これがとても重要なことだと思います。実は全然失敗していない。超貴重な情報を持って帰ることができます。そのレベル10を10等分して、レベルごとに割り振れば、各レベルでどんなことが起こるか、何が必要か、だいたい想像ができます。分からなくてもいい。なんとなく見当をつけるだけで、それが目盛りの役割をして、今、上か、下か、どこにいるのかわかります。地図を持って旅をするようなものですね。

レベルを1つづつあげて、毎回未知のことが起こって右往左往するより、めちゃくちゃ楽なはずです。だからどんな業界でも、まずレベルの高いものを知ることはとても重要だと思います。1つ1つ地道にやるのも大事ですが、たまには飛んでみるのもいいなーと思った次第です。