代々木ではたらく

これからの働き方を考える

手元にお金しか残らないとやばい、

こんばんは、よしけです。みなさまお盆休みいかがお過ごしでしょうか?都内はいい天気ですね。なんとなく夏の終わりの雰囲気もで始めた感じがあります。今年の夏は天気に振り回された夏でしたが、ようやく落ち着いてくるのでしょうか。

news.tbs.co.jp

今まさに、帰省ラッシュからのUターンラッシュで高速道路の渋滞に巻き込まれている方もいらっしゃるかと思います。みなさんお気をつけて。僕も子供のころの記憶にあります。夏の終わらない渋滞。でも、あれがなんだか悪くない記憶としてあるんですよね。どこか遠くに行ける、いつもと違った景色、家族みんなでまとまった時間を過ごした思い出として残っています。関越トンネルっていう10Kmあるトンネルがあるのですが、その中で数時間におよぶ渋滞に巻き込まれたときの異世界感は特に強烈なインパクトとして記憶しています。どこまでも続くオレンジのライト。今その10Kmのトンネルに入っても、全然長く感じないんですよね。子供の頃って時間がすごくゆっくりだったんだなーと思います。夏休みの40日ってもう永遠の時間に感じましたからね。自由研究とかやりましたよ。毎日アサガオの花を数えたりね。

 

そんななか、僕は相変わらず誰もいない事務所でひとり働いているわけですが、こんなニュースを拝見いたしましたよ。

www.nikkei.com

期間のある契約で働く期間工や、パートさんの募集で追加金などの特典がつく動きが出ているようですね。どういう背景があるのか定かではありませんが、人口減少による働き手の確保の難しさは1つの理由としてあるでしょう。この問題はまだあまり目に見えてきていない気がしますが、この先確実に発生する事項として備えた施策かと思います。あと、少しでも優秀な人間を確保するためにも必要なことなのでしょうね。

 

働き手としても、より多くのお金を得られることに越したことはないのですが、1つ気をつけなければいけないのは、手元にお金しか残らないのはヤバイということです。いくら給料がよくても、その仕事がなくなった瞬間何もできなくなるのでは意味がありません。とくに設備産業はこの傾向が強いですよね。人間より機械が重要っていう。この期間工も2年11ヶ月が満期とのことですが、これマジですか?その後どうなるんですか?僕にはよくわかりませんが、、正社員になれる人ってどれくらいいるんですかね。手放しに正社員がいいかどうかも、まぁ、本人次第ってことになると思いますが。

正社員がよくて期間工が悪いというわけではなく、その中で次に繋げられるものを得られるかどうかが重要かと思います。他に転用できる技術とか、コネクションに優れた人と友達になるとか、誰とでも一瞬で打ち解けるコミュ力とか。何かお金以外で自分の中に蓄積する能力を得られるように動く必要があります。お金は使ったらなくなりますが、能力はいくらでも使うことができますからね。無限に換金できるわけです。特に若いうちは目先のお金よりも自分のスキルを磨いていくことが大切です。年齢とともに体力は衰えますから、能力が同じならば当然若い人に仕事が行きます。そうなると、どこかのタイミングで詰んでしまいますからね。能力あげることにまずポイントを振って、いい感じに仕上がったところでお賃金を回収していけばいいのかなーと思います。その方がトータルの歩留まりは良くなると思います。その間もすこしづつ能力にポイントを振ることを忘れなければ、どこかで詰むこともありませんね。

 

ここまで書いたところで、弊社の社員に「お金以外の能力」をつけることができているのか?と自問しました。少なくとも弊社は自らの手で新しいものを生み出す必要がある業種なので、1人1人の中に自立する力が蓄積し続ける環境であるとは思います。この要素をさらに伸ばすとともに、自ら考えたことを世間に問える力、その結果を受け取り、次に活かす力が自然とついていく環境を加速させていこうと思います。結果を次に繋げる力があれば、無限のサイクルを回していけることでしょう。